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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの設定 » データベース・オプション » データベース・オプションの概要 » アルファベット順のオプション・リスト

 

subsume_row_locks オプション [データベース]

データベース・サーバがテーブル用に個別のロー・ロックをいつ取得するかを制御します。

指定可能な値

On、Off

デフォルト

On

備考

subsume_row_locks オプションが On (デフォルト) の場合、LOCK TABLE t IN EXCLUSIVE MODE で排他的にテーブル t がロックされるたびに、データベース・サーバは t 用に個別のロー・ロックを取得しなくなります。

これにより、単一のトランザクションで広範な更新が t に対して実行された場合 (特にt がキャッシュ・サイズに比べて大きい場合)、パフォーマンスが大幅に改善されます。また、ロック・テーブルで現在処理可能な量より多くのアトミック更新オペレーションを実行できるようになります (約 200 万~ 400 万ロー)。

このオプションが On のときに、テーブル上のキーセット・カーソルがこのような形でロックされると、データベース内のいずれかのローが変更される場合にカーソル内のすべてのローに対してロー変更警告が返されます。データベース・サーバは ORDER BY のある更新可能なカーソルを、結果としてキーセット・カーソルにすることができることに注意してください。