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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの設定 » データベース・オプション » データベース・オプションの概要 » アルファベット順のオプション・リスト

 

max_temp_space オプション [データベース]

1 つの接続で使用できるテンポラリ・ファイル領域の最大サイズを設定します。

指定可能な値
Integer [ k | m | g | p ]
デフォルト

0

スコープ

現在の接続の間、または PUBLIC グループのテンポラリ・オプションとして設定できます。すぐに有効になります。DBA 権限が必要です。

備考

このオプションでは、1 つの接続で使用できるテンポラリ・ファイル領域の最大サイズを指定できます。このテンポラリ・ファイル領域の最大サイズを超えると、要求は失敗します。max_temp_space オプションが効力を持つためには、temp_space_limit_check オプションを On (デフォルト) に設定する必要があります。

デフォルト値の 0 は、1 つの接続が要求できるテンポラリ・ファイル領域のサイズに制限がないことを意味します。0 以外の値は、1 つの接続で使用できるテンポラリ・ファイル領域のバイト数を示します。単位をキロバイト、メガバイト、またはギガバイトで指定するには、それぞれ kmg を使用します。p を使用すると、値は使用できるテンポラリ・ファイル領域の総量に対する割合を表します。

テンポラリ・ファイル領域を要求する接続では、データベース・サーバが max_temp_space の設定をチェックし、要求がテンポラリ・ファイル領域の最大サイズを超えていないことを確認します。接続が最大サイズを超えるテンポラリ・ファイル領域を要求すると、その要求は失敗し、エラー SQLSTATE_TEMP_SPACE_LIMIT が生成されます。

個々の接続または PUBLIC グループに設定できます。すぐに有効になります。PUBLIC グループに対して、このオプションを設定するには DBA 権限が必要です。

参照

次の文は接続に対して 1 GB の制限を設定します。

SET OPTION PUBLIC.max_temp_space = '1g';

次の 2 つの文は、いずれも接続に対して 1 MB の制限を設定します。

SET OPTION PUBLIC.max_temp_space = 1048576;
SET OPTION PUBLIC.max_temp_space = '1m';

次の文は、テンポラリ・ファイル領域の使用を全体の 5 % に制限します。

SET OPTION PUBLIC.max_temp_space = '5p';