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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの起動とデータベースへの接続 » データベース・サーバ » データベース・サーバ・オプション

 

-cm サーバ・オプション

Windows において、Address Windowing Extensions (AWE) キャッシュに割り付けるアドレス領域のサイズを指定します。

構文
{ dbsrv11 | dbeng11 } -cm { size[ k | m | g | p ] } ...
適用対象

Windows

備考

サポートされるプラットフォーム上で AWE キャッシュを使用する場合、データベース・サーバは 512 MB を除くアドレス領域全体を使用してキャッシュ・メモリにアクセスします。アドレス領域のうち 512 MB は、サーバがロードする必要のある DLL やキャッシュ以外のメモリ割り付けなどの目的に使用されます。ほとんどのシステムでは、このデフォルト設定で十分です。確保されるアドレス領域のサイズを拡大または縮小する必要がある場合は、-cm オプションを指定します。データベース・サーバが使用しているアドレス領域のサイズは、起動時にデータベース・サーバ・メッセージ・ウィンドウに表示されます。

size には、メモリ容量をバイト単位で指定します。単位をキロバイト、メガバイト、またはギガバイトで指定するには、それぞれ kmg のいずれかを使用してください。

単位 p は、非 AWE の最大キャッシュ・サイズのパーセンテージを表します。p を使用すると、引数はパーセンテージを表します。P の代わりに % も使用できますが、UNIX 以外のオペレーティング・システムではほとんどの場合 % を環境変数のエスケープ文字として使用するため、% 文字をエスケープする必要があります。キャッシュ・サイズをアドレス領域の 50 % に設定するには、次のコマンドを使用します。

dbeng11 -cm 50%% ...
参照