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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの起動とデータベースへの接続 » データベース・サーバ » データベース・サーバ・オプション

 

-kl サーバ・オプション

Kerberos GSS-API ライブラリ (UNIX では共有オブジェクト) のファイル名を指定し、データベース・サーバへの Kerberos 認証接続を有効にします。

構文
{ dbsrv11 | dbeng11 } -kl GSS-API-library-file ...
適用対象

すべてのオペレーティング・システム (Windows Mobile を除く)

備考

このオプションでは、Kerberos GSS-API のロケーションと名前を指定します。このオプションが必要となるのは、Kerberos クライアントでデフォルトと異なる Kerberos GSS-API ライブラリ・ファイル名が使用されているか、データベース・サーバを実行しているコンピュータに複数の GSS-API ライブラリがインストールされている場合だけです。Kerberos クライアントのインストールと設定が完了し、データベース・サーバが SSPI を使用できない状態であることが必要です。

このオプションを指定すると、データベース・サーバに対する Kerberos 認証が有効になります。

参照

次のコマンドは、Kerberos 認証に libgssapi_krb5.so 共有オブジェクトを使用するデータベース・サーバを起動します。

dbsrv11 -kl libgssapi_krb5.so -n my_server_princ /opt/myapp/kerberos.db