Kerberos GSS-API ライブラリ (UNIX では共有オブジェクト) のファイル名を指定し、データベース・サーバへの Kerberos 認証接続を有効にします。
{ dbsrv11 | dbeng11 } -kl GSS-API-library-file ...
すべてのオペレーティング・システム (Windows Mobile を除く)
このオプションでは、Kerberos GSS-API のロケーションと名前を指定します。このオプションが必要となるのは、Kerberos クライアントでデフォルトと異なる Kerberos GSS-API ライブラリ・ファイル名が使用されているか、データベース・サーバを実行しているコンピュータに複数の GSS-API ライブラリがインストールされている場合だけです。Kerberos クライアントのインストールと設定が完了し、データベース・サーバが SSPI を使用できない状態であることが必要です。
このオプションを指定すると、データベース・サーバに対する Kerberos 認証が有効になります。
次のコマンドは、Kerberos 認証に libgssapi_krb5.so 共有オブジェクトを使用するデータベース・サーバを起動します。
dbsrv11 -kl libgssapi_krb5.so -n my_server_princ /opt/myapp/kerberos.db |
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