強力に暗号化されたデータベースのキーを指定します。-ek データベース・オプションは、database-file の後に指定する必要があり、そのデータベースだけに適用されます。

構文

{ dbsrv11 | dbeng11 } [ server-options ] database-file -ek key ...

適用対象

すべてのオペレーティング・システムとサーバ

備考

暗号化されたデータベースを起動するには、key 値を -ek オプションに指定してください。key は、大文字、小文字、数字、文字、特殊記号を含む文字列です。

クリア・テキストで見ることができないように暗号化キーをウィンドウに入力するには、-ep サーバ・オプションを使用します。-ep サーバ・オプションを参照してください。

クライアント・アプリケーションとデータベース・サーバ間の通信パケットを安全化するには、-ec サーバ・オプションとトランスポート・レイヤ・セキュリティを使用します。トランスポート・レイヤ・セキュリティを参照してください。

参照

• -ec サーバ・オプション
• -ep サーバ・オプション
• DatabaseKey 接続パラメータ [DBKEY]
• データベースの暗号化と復号化

例

次の例では、データベースを起動して、コマンド・ラインで暗号化キーを指定します。

dbsrv11 -x tcpip mydata.db -ek "Akmm9u70y"