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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの起動とデータベースへの接続 » データベース・サーバ » データベース・サーバ・オプション

 

-ep サーバ・オプション

強力に暗号化されたデータベースを起動するときに、暗号化キーをユーザに要求します。

構文
{ dbsrv11 | dbeng11 } -ep ...
適用対象

すべてのオペレーティング・システムとデータベース・サーバ

備考

-ep オプションを指定すると、データベース・サーバは、コマンド・ラインから起動されるときに暗号化キーの入力が必要なデータベースについて、ユーザが暗号化キーを入力するためのウィンドウを表示します。このサーバ・オプションでは、クリア・テキストで暗号化キーを見ることができないようにすることで、高いセキュリティが得られます。

このオプションを指定した場合、次の条件がすべて該当する場合にユーザは暗号化キーの入力を要求されます。

  • -ep オプションが指定されている

  • サーバが Windows パーソナル・サーバであるか、サーバが起動したばかりである

  • データベースを起動するキーが必要である

  • サーバが Windows サービスではない、またはデスクトップとの対話オプションがオンになった Windows サービスである

  • サーバがデーモンではない (UNIX)。

クライアント・アプリケーションとデータベース・サーバ間の通信パケットを安全化するには、-ec サーバ・オプションとトランスポート・レイヤ・セキュリティを使用します。トランスポート・レイヤ・セキュリティを参照してください。

参照

myencrypted.db データベースが起動すると、ユーザは暗号化キーの入力を要求されます。

dbsrv11 -ep -x tcpip myencrypted.db