Click here to view and discuss this page in DocCommentXchange. In the future, you will be sent there automatically.

SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの起動とデータベースへの接続 » データベース・サーバ » データベース・サーバ・オプション

 

-gd サーバ・オプション

データベースを起動または停止するために必要なパーミッションを設定します。

構文
{ dbsrv11 | dbeng11 } -gd { DBA | all | none } ...
適用対象

すべてのオペレーティング・システムとデータベース・サーバ

備考

このパーミッションは、ユーザが新しいデータベース・ファイルをサーバにロードするために、または実行中のデータベース・サーバでデータベースを停止するために必要なパーミッションです。次のいずれかのレベルを指定します。

  • DBA   DBA 権限のあるユーザだけがデータベースを起動または停止できます。

  • all   すべてのユーザがデータベースを起動または停止できます。

  • none   データベース・サーバが起動しているか停止しているかに関係なく、データベースの開始と停止は許可されません。

パーソナル・データベース・サーバのデフォルト設定は all で、ネットワーク・データベース・サーバのデフォルト設定は DBA です。大文字と小文字の両方の構文を使用できます。

このオプションを DBA に設定した場合、データベースを開始または停止させるためにクライアント・アプリケーションがサーバに接続されていなければならないことに注意してください。新しい接続で DBA ユーザ ID とパスワードを指定するだけでは不十分です。

次のように StartDBPermission サーバ・プロパティを使用して -gd オプションの設定を取得できます。

SELECT PROPERTY ( 'StartDBPermission' );
参照

ネットワーク・データベース・サーバで -gd オプションを使用する手順は、次のとおりです。

  1. ネットワーク・データベース・サーバを起動します。

    dbsrv11 -x tcpip -su mypwd -n myserver -gd DBA
  2. Interactive SQL からユーティリティ・データベースに接続します。

    dbisql -c "UID=DBA;PWD=mypwd;ENG=myserver;DBN=utility_db"
  3. データベースを起動します。

    START DATABASE demo
    ON myserver;
  4. 起動したデータベースに接続します。

    CONNECT
    TO myserver
    DATABASE demo
    USER DBA IDENTIFIED BY sql;