ビューでのパーミッションの設定は、テーブルで設定する場合と似ています。
関連する SQL 文の詳細については、テーブルに対するパーミッションの付与を参照してください。
次の条件の 1 つまたは複数を満たす場合に、ユーザはビューを介して操作を実行できます。
ビューに対する特定の操作のパーミッションが、DBA 権限を持つユーザによってユーザに正しく付与されている場合。
すべてのベース・テーブルに対する特定の操作のパーミッションを、ユーザが正しく保持する場合。
ビューに対する特定の操作のパーミッションが、DBA 以外のユーザによって正しく付与された場合。このユーザは、ビューの所有者であるか、またはビューに対する適切なパーミッション WITH GRANT OPTION を所有する必要があります。ビューの所有者は次のいずれかです。
DBA 権限を持つユーザ。
DBA 権限を持っていないユーザで、ビューによって参照されるすべてのベース・テーブルの所有者。
DBA 権限を持っていないユーザで、ビューによって参照される一部またはすべてのベース・テーブルの所有者ではない者。ただし、ビューの所有者は、所有していないベース・テーブルに WITH GRANT OPTION で SELECT パーミッションを持ち、所有していないベース・テーブルに WITH GRANT OPTION で操作に対するその他の必要なパーミッションを持っています。
所有者がベース・テーブルに対するパーミッション (WITH GRANT OPTION) を保持する代わりに、PUBLIC にパーミッションが付与される場合もあります。これには、システム・テーブルに対する SELECT パーミッションが含まれます。
UPDATE パーミッションは、ビュー全体とビュー内の個々のカラムのどちらにも付与できます。
パーミッションは無効なビューに対して付与できます。無効なビューに対するパーミッションはデータベースに保存され、オブジェクトが有効になると使用できるようになります。
DBA 権限のあるユーザとしてデータベースに接続します。
[ビュー] をクリックします。
ビューを右クリックして、[プロパティ] を選択します。
[パーミッション] タブをクリックします。
ビューのパーミッションを次の手順で設定します。
[付与] をクリックします。
ユーザまたはグループをダブルクリックします。
パーミッションの表で、ユーザまたはグループの横にあるフィールドをクリックして、特定のパーミッションを設定します。
すべてのパーミッションを取り消すには、ユーザまたはグループを選択して、[取り消し] をクリックします。
[適用] をクリックします。
[ユーザのプロパティ] または [グループのプロパティ] ウィンドウから、パーミッションを割り当てることもできます。パーミッションを複数のユーザまたはグループに割り当てるには、[ビューのプロパティ] ウィンドウを使用します。パーミッションを複数のビューに割り当てるには、[ユーザのプロパティ] または [グループのプロパティ] ウィンドウを使用します。
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