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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの設定 » ユーザ ID、権限、パーミッションの管理 » ユーザのパーミッションと権限の管理の概要

 

ビューに対するパーミッションの付与

ビューでのパーミッションの設定は、テーブルで設定する場合と似ています。

関連する SQL 文の詳細については、テーブルに対するパーミッションの付与を参照してください。

次の条件の 1 つまたは複数を満たす場合に、ユーザはビューを介して操作を実行できます。

  • ビューに対する特定の操作のパーミッションが、DBA 権限を持つユーザによってユーザに正しく付与されている場合。

  • すべてのベース・テーブルに対する特定の操作のパーミッションを、ユーザが正しく保持する場合。

  • ビューに対する特定の操作のパーミッションが、DBA 以外のユーザによって正しく付与された場合。このユーザは、ビューの所有者であるか、またはビューに対する適切なパーミッション WITH GRANT OPTION を所有する必要があります。ビューの所有者は次のいずれかです。

    • DBA 権限を持つユーザ。

    • DBA 権限を持っていないユーザで、ビューによって参照されるすべてのベース・テーブルの所有者。

    • DBA 権限を持っていないユーザで、ビューによって参照される一部またはすべてのベース・テーブルの所有者ではない者。ただし、ビューの所有者は、所有していないベース・テーブルに WITH GRANT OPTION で SELECT パーミッションを持ち、所有していないベース・テーブルに WITH GRANT OPTION で操作に対するその他の必要なパーミッションを持っています。

      所有者がベース・テーブルに対するパーミッション (WITH GRANT OPTION) を保持する代わりに、PUBLIC にパーミッションが付与される場合もあります。これには、システム・テーブルに対する SELECT パーミッションが含まれます。

UPDATE パーミッションは、ビュー全体とビュー内の個々のカラムのどちらにも付与できます。

注意

パーミッションは無効なビューに対して付与できます。無効なビューに対するパーミッションはデータベースに保存され、オブジェクトが有効になると使用できるようになります。

♦  ビューに対するパーミッションを付与するには、次の手順に従います (Sybase Central の場合)。
  1. DBA 権限のあるユーザとしてデータベースに接続します。

  2. [ビュー] をクリックします。

  3. ビューを右クリックして、[プロパティ] を選択します。

  4. [パーミッション] タブをクリックします。

  5. ビューのパーミッションを次の手順で設定します。

    • [付与] をクリックします。

    • ユーザまたはグループをダブルクリックします。

    • パーミッションの表で、ユーザまたはグループの横にあるフィールドをクリックして、特定のパーミッションを設定します。

    • すべてのパーミッションを取り消すには、ユーザまたはグループを選択して、[取り消し] をクリックします。

  6. [適用] をクリックします。

ヒント

[ユーザのプロパティ] または [グループのプロパティ] ウィンドウから、パーミッションを割り当てることもできます。パーミッションを複数のユーザまたはグループに割り当てるには、[ビューのプロパティ] ウィンドウを使用します。パーミッションを複数のビューに割り当てるには、[ユーザのプロパティ] または [グループのプロパティ] ウィンドウを使用します。

参照