サーバの内部実行スレッドあたりのスタック・サイズを設定します。
{ dbsrv11 | dbeng11 } -gss { integer[ k | m ] } ...
すべてのオペレーティング・システムとサーバ。Windows の場合、このオプションは Windows XP 以降でサポートされます。
内部実行スレッドの数は、-gn オプションにより制御されます。デフォルト値は 20 です。メモリが限られている環境では、-gss オプションを使用してデータベース・サーバのメモリ使用量を減らすことができます。
size には、使用するメモリ容量をバイト単位で指定します。単位をキロバイトまたはメガバイトで指定するには、それぞれ k、m を使用します。
-gss で指定したスタック・サイズは、各データベース・サーバ・タスクに割り当てられ、タスクの最大数は -gn オプションで指定します。-gss と -gn の両方のオプションに大きい値を設定すると、データベース・サーバが起動しないか、キャッシュ・サイズが大幅に制限される場合があります。たとえば、データベース・サーバの起動時に -gss オプションで 16 M を指定し、-gn オプションで 100 を指定すると、スタック用だけに 1.6 GB のメモリが割り当てられます。
Windows XP 以降では、データベース・サーバで使用されるデフォルトのスタック・サイズは、32 ビットのオペレーティング・システムの場合は 1 MB、64 ビットのオペレーティング・システムの場合は 4 MB です。データベース・サーバで使用される最大スタック・サイズは、32 ビットのオペレーティング・システムの場合は 16 MB、64 ビットのオペレーティング・システムの場合は 256 MB です。Windows 2000 の場合、このオプションは無視されます。
UNIX では、内部実行スレッドあたりのデフォルトおよび最小スタック・サイズは 500 KB で、最大スタック・サイズは 4 MB です。
このオプションは、Pocket PC 2003 以降でサポートされます。サポートされている Windows Mobile プラットフォームでは、デフォルトおよび最小スタック・サイズは 64 KB で、最大スタック・サイズは 512 KB です。旧バージョンの Windows Mobile プラットフォームでは、アドレス領域のスレッドあたり 1 MB が予約されています。
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