次の表に、SQL Anywhere データベースをモニタリングする場合にインストールされるオブジェクトを示します。
オブジェクト名 | オブジェクト・タイプ | 説明 |
---|---|---|
sa_monitor_user | データベース・ユーザ | これは読み込み専用ユーザで、メトリックを収集するためにデータベースに追加されます。このユーザはモニタリングされるデータベースに追加されるので、そのデータベース外部のどこかに DBA クレデンシャルを格納する必要はありません。sa_monitor_user に対して、パスワード検証の回避を許可する必要が生じる場合があります。sa_monitor_user は、モニタだけが知っているランダムなパスワードを持ち、管理者権限は持っていません。 |
sa_monitor_connection_failure | テーブル |
このテーブルには、失敗した接続試行に関するメトリックが含まれ、sa_monitor_connection_failed_event と共に使用されます。このテーブルに含まれるメトリックは、メトリックがモニタによって取得されると削除されます。 |
sa_monitor_connection_failed_event | イベント | このイベントは、ConnectFailed システム・イベントを接続試行が失敗するたびに発行し、レコードを sa_monitor_connection_failure テーブルに挿入します。 |
sa_monitor_count_unsubmitted_crash_reports | 関数 | この関数は、xp_srvmon_count_unsubmitted_crash_reports プロシージャを呼び出し、未送信のクラッシュ・レポートの数を集計します。 |
データベース・オブジェクトの所有者は 1 人なので、次の文を実行することですべてのオブジェクトを削除できます。
DROP USER sa_monitor_user; |
データベース・オブジェクトを再インストールする方法については、データベース・リソースの修復を参照してください。
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