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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースのモニタリング » SQL Anywhere モニタ

 

インストールされるオブジェクト

次の表に、SQL Anywhere データベースをモニタリングする場合にインストールされるオブジェクトを示します。

オブジェクト名 オブジェクト・タイプ 説明
sa_monitor_user データベース・ユーザ これは読み込み専用ユーザで、メトリックを収集するためにデータベースに追加されます。このユーザはモニタリングされるデータベースに追加されるので、そのデータベース外部のどこかに DBA クレデンシャルを格納する必要はありません。sa_monitor_user に対して、パスワード検証の回避を許可する必要が生じる場合があります。sa_monitor_user は、モニタだけが知っているランダムなパスワードを持ち、管理者権限は持っていません。
sa_monitor_connection_failure テーブル

このテーブルには、失敗した接続試行に関するメトリックが含まれ、sa_monitor_connection_failed_event と共に使用されます。このテーブルに含まれるメトリックは、メトリックがモニタによって取得されると削除されます。

sa_monitor_connection_failed_event イベント このイベントは、ConnectFailed システム・イベントを接続試行が失敗するたびに発行し、レコードを sa_monitor_connection_failure テーブルに挿入します。
sa_monitor_count_unsubmitted_crash_reports 関数 この関数は、xp_srvmon_count_unsubmitted_crash_reports プロシージャを呼び出し、未送信のクラッシュ・レポートの数を集計します。
モニタリング・オブジェクトの削除

データベース・オブジェクトの所有者は 1 人なので、次の文を実行することですべてのオブジェクトを削除できます。

DROP USER sa_monitor_user;
モニタリング・オブジェクトの再インストール

データベース・オブジェクトを再インストールする方法については、データベース・リソースの修復を参照してください。