Click here to view and discuss this page in DocCommentXchange. In the future, you will be sent there automatically.

SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの設定 » 国際言語と文字セット » ロケールの知識

 

ロケールの概要

アプリケーションのロケールまたはクライアントのロケールは、データベース・サーバへの要求時にクライアントまたはクライアント・ライブラリによって使用され、返す結果に使用される文字セットと、エラー・メッセージ、警告、その他のメッセージの言語を決定します。データベース・サーバは自身のロケールをアプリケーションのロケールと比較し、必要な文字セット変換を判断します。サーバ上のデータベースによって、ロケール定義が異なる場合があります。また、クライアントによってロケールが異なる場合もあります。

ロケールは次のコンポーネントで構成されています。

  • 言語   ISO-639 標準の値を使用した 2 文字の文字列です (たとえばドイツ語は DE)。データベース・サーバとクライアントのどちらにも、自身のロケールに対する言語の値があります。

    データベース・サーバは、ロードする言語ライブラリをロケール言語で判断します。データベースの作成時に照合が指定されていない場合、データベース・サーバは使用する照合の判断に文字セットと併せてロケール言語も使用します。

    クライアント・ライブラリでは、ロードする言語ライブラリをロケール言語で判断し、データベースからの要求もロケール言語で判断します。ロケール言語の知識を参照してください。

  • 文字セット   文字セットとは、使用しているコード・ページまたはエンコードのことです。クライアントとサーバのどちらにも文字セットの値がありますが、両者が異なる場合もあります。異なる場合は、文字セット変換を実行して相互運用性を確保します。ロケール文字セットの知識を参照してください。