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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの起動とデータベースへの接続 » チュートリアル:サンプル・データベースの使用

 

レッスン 3:データベース・サーバ・メッセージ・ウィンドウの表示

サンプル・データベースを実行するパーソナル・データベース・サーバが正常に起動されました。ただし、データベース内のデータを表示したり操作したりすることはまだできません。

SQL Anywhere パーソナル・サーバのアイコンが単に表示されているだけです。システム・トレイに表示されている SQL Anywhere パーソナル・サーバのアイコンをダブルクリックすると、Windows 画面にデータベース・サーバ・メッセージ・ウィンドウが表示されます。

SQL Anywhere データベース・サーバ・メッセージ・ウィンドウ

データベース・サーバ・メッセージ・ウィンドウには、次の情報が表示されます。

  • サーバ名   タイトル・バーに表示されている名前 (この例では mydemo11) が「サーバ名」です。このチュートリアルでは、サーバ名を -n サーバ・オプションを使用して割り当てています。サーバ名を指定しない場合は、最初に起動されたデータベースの名前になります。この名前は、アプリケーションがデータベースに接続するときに使用します。サーバとデータベースの命名を参照してください。

  • バージョンとビルド番号   サーバ名に続く数字 (11.0.0.1083 など) は、「バージョン番号とビルド番号」です。バージョン番号は SQL Anywhere の特定のリリースを表し、ビルド番号はコンパイル済みソフトウェアの特定のインスタンスを表します。

  • 起動情報   データベース・サーバは、起動時に、データベース要求を処理するときに使用するメモリを別に設定します。これを「キャッシュ」と呼びます。キャッシュ・メモリの量は、このウィンドウに表示されます。キャッシュは固定サイズの「ページ」で構成されていますが、このページのサイズもウィンドウ内に表示されます。

  • データベース情報   データベース・ファイルの名前とそのトランザクション・ログ・ファイルがウィンドウに表示されます。

    この例では、起動時のキャッシュ・サイズとページのサイズはデフォルト値になっています。このチュートリアルの場合も含め、多くの場合デフォルトの起動オプションが適しています。