カーソル要求を次の要求が発生するまでキューイングするか、またはただちに実行するかを制御します。カーソルを閉じる要求をキューイングすると、往復がなくなり、パフォーマンスが向上します。
特に制限なし
YES、NO、AUTO
AUTO
YES カーソルを閉じる要求を常にキューイングするため往復がなくなりますが、クライアントによってカーソルが閉じられた後に、ロックが発生したり、他のリソースが保留状態になる場合があります。同じ接続でデータベース・サーバに次の要求が送信されると、カーソルを閉じる要求が実行されます。CLOSE cursor-name
データベース要求がキューイングされている間は、独立性レベル 1 のすべてのカーソル安定性ロックがカーソルに適用されます。
NO カーソルをただちに閉じます。
AUTO ロックや大量のサーバ・リソースの保留状態が持続する時間が変わらない場合のみ、カーソルを閉じる要求をキューイングして往復をなくします。カーソルが独立性レベル 1 のカーソル安定性ロックを使用する場合、またはカーソルが閉じられるまでサーバ・リソースが解放されないために大量のリソースを消費する可能性がある場合、カーソルはただちに閉じられます。ワーク・テーブルを必要とするクエリなどは、大量のサーバ・リソースを消費する可能性の高いカーソルの例です。
この接続パラメータを YES または AUTO に設定すると、カーソルは次のデータベース要求が発生するまで閉じられません。
ネットワークの遅延時間が長い場合、またはアプリケーションでカーソルを開く要求と閉じる要求を多数送信する場合は、このオプションを有効にすると、パフォーマンスが向上します。
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