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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの起動とデータベースへの接続 » 接続パラメータとネットワーク・プロトコル・オプション » 接続パラメータ

 

LivenessTimeout 接続パラメータ [LTO]

不完全な接続の終了を制御します。

使用法

ネットワーク・サーバのみ

非スレッド化 UNIX アプリケーションを除くすべてのプラットフォーム

整数 (秒)

デフォルト

なし

LivenessTimeout 値が設定されていない場合、LivenessTimeout はサーバ設定で制御されます。デフォルトは 120 秒です。

備考

接続が維持されていることを確認するため、クライアント/サーバの TCP/IP 通信プロトコルを介して、定期的に「活性パケット」が送信されます。活性要求や応答パケットを検出することなく、指定した LivenessTimeout 期間にわたってクライアントが実行されていると、通信は切断されます。

LivenessTimeout 値の 3 分の 1 から 3 分の 2 の期間で接続がパケットを送信しない場合に、活性パケットが送信されます。

サーバへの接続数が 200 を超えると、サーバは指定された LivenessTimeout 値に基づいて、それより大きい LivenessTimeout 値を自動的に算出します。これにより、サーバはより多くの接続を効率よく処理できます。

またこのパラメータは、[SQL Anywhere 11 の ODBC 設定] ウィンドウの [ネットワーク] タブで、[活性タイムアウト] テキスト・ボックスに値を入力して設定することもできます。

LivenessTimeout 接続パラメータの最小値は 30 秒で、最大値は 32767 秒です。0 に指定すると、接続に対する活性タイムアウトのチェックがオフになります。最小値より小さい 0 以外の値は最小値に再設定されます。たとえば、"LivenessTimeout=5" が含まれている接続文字列を指定すると、"LivenessTimeout=30" が使用されます。

参照

次の接続文字列フラグメントでは、LivenessTimeout 値を 10 分に設定します。

LTO=600