SQL Anywhere では、ServerName (ENG) 接続パラメータで指定されたサーバ名が検索されます。ServerName (ENG) 接続パラメータが使用されておらず、CommLinks (LINKS) 接続パラメータが指定されていないか、CommLinks (LINKS) 接続パラメータが指定されていて共有メモリが含まれる場合は、SQL Anywhere でデフォルトのサーバが検索されます。
SQL Anywhere はサーバを検出すると、必要なデータベースをそのサーバ上で検出またはロードしようとします。データベースの検出を参照してください。
SQL Anywhere は、サーバを検出できないと、接続パラメータに応じてパーソナル・サーバを起動しようとする場合があります。
ローカル接続では、サーバの検出は簡単です。ネットワーク経由の接続では、CommLinks (LINKS) 接続パラメータを使用して、ネットワーク・プロトコル・オプションを指定することで、検索方法をさまざまにチューニングできます。
CommLinks (LINKS) 接続パラメータへの引数には、各ネットワーク・プロトコルに対してネットワーク・プロトコル・オプションのセットを指定できます。
サーバの検索には 2 つの手順があります。SQL Anywhere は、まず、その名前のサーバが使用できるかどうかを確認するためにサーバ名キャッシュを調べます (DoBroadcast の値が none の場合はこの手順を省略します)。次に、使用可能な接続パラメータを使用して接続を試行します。
サーバが自動的に起動される場合は、DBF、DBKEY、DBS、DBN、ENG、および AUTOSTOP 接続パラメータの情報を使用して、そのサーバのオプションが構築されます。
サーバが代替サーバ名を持っている場合、代替サーバ名を指定して起動したデータベースへの接続にのみ代替サーバ名を使用できます。そのデータベース・サーバ上で実行中の他のデータベースに接続するのに代替サーバ名を使用することはできません。-sn オプションを参照してください。
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