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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの起動とデータベースへの接続 » データベース・サーバの実行 » 一般的なオプション

 

最大ページ・サイズの設定

データベース・サーバ・キャッシュは、固定サイズのメモリ領域である「ページ」に配置されます。サーバは停止するまで 1 つのキャッシュを使用するので、ページはすべて同じサイズでなければなりません。

データベース・ファイルも、コマンド・ラインで指定されたサイズのページに配置されます。どのデータベース・ページも、キャッシュ・ページに適合していなければなりません。デフォルトでは、サーバ・ページ・サイズは、コマンド・ラインで指定されたデータベースの最大ページ・サイズと同じ大きさです。サーバがいったん起動すると、サーバより大きいページ・サイズのデータベースを起動することはできません。

サーバの起動後に大きなページ・サイズを持つデータベースを起動するには、-gp オプションでページ・サイズを指定してサーバを起動します。より大きいページ・サイズを使用する場合は、必ずキャッシュ・サイズを増やしてください。キャッシュ・サイズを変更しないと、大きなページの一部だけが保管され、領域調整の柔軟性が低くなります。

次のコマンドで、64 MB のキャッシュを予約し、最大 8192 バイトのページ・サイズを使用するデータベースを収容できるサーバを起動します。

dbsrv11 -gp 8192 -c 64M -n myserver