データベースの作成時に UCA 照合を選択すると、オプションで照合の適合化オプションを指定できます。UCA 照合を選択しない場合は、適合化構文を使用して大文字と小文字の区別を制御できます。また、COMPARE 関数や SORTKEY 関数を使用してデータの比較やソートを行う場合も適合化オプションを指定できます。
照合の適合化オプションは、キーワードと値の組み合わせの形式で指定します。次の表は、サポートされているキーワードを示したものです。使用できる代替形式と値も示します。
照合の適合化オプションを使用して作成したデータベースは、10.0.1 より前のデータベース・サーバでは起動できません。
キーワード | 照合 | 代替形式 | 指定可能な値 |
---|---|---|---|
Locale | UCA | (なし) | 任意の有効なロケール・コードです。たとえば、en があります。 |
CaseSensitivity | サポートされているすべての照合 | CaseSensitive、Case |
|
AccentSensitivity | UCA | AccentSensitive、Accent |
|
PunctuationSensitivity | UCA | PunctuationSensitive、Punct |
|
SortType | UCA | (なし) |
使用するソート・タイプです。可能な値は、次のとおりです。
これらのソート・タイプの詳細については、Unicode Technical Standard #35 ( |
V と W の文字をレベル 1 で区別する Swedish Academy の 2005 年度標準に準拠するよう UCA 照合を適合化するには、UCA (locale=swe;sorttype=phonebook)
を指定します。sorttype=phonebook を指定しないと、スウェーデン語のロケールでは V と W は同じ文字として認識されます。
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