一部のアプリケーション開発者にとって、トルコ語の文字の問題が重大な問題を引き起こす場合もあります。正しい解決策は、すべてのオブジェクト参照先で大文字と小文字が正しく対応していることを確認するか、適切な文字 I を使用しているかを確認することですが、トルコ語の規則に合わせず ANSI 規則を優先した方がうまくいく場合もあります。
SQL Anywhere には、照合 1254TRKALT があります。これは、I-dot と I-no-dot を同等の文字とする以外は 1254TRK と同じです。
この変更に伴う違いをきちんと理解しておく必要があります。1254TRKALT データベースでは、次の文字列の区別がありません。
これはトルコ語ユーザにとって正しくはありませんが、許容範囲として扱える場合もあります。
2 番目の問題は、ORDER BY を使用する場合に出てきます。次の文字列について考えてみます。
1254TRK データベースでは、文字列の ORDER BY は次のような順序を生成します。
これは、I-no-dot は I-dot より小さいからです。1254TRKALT データベースでは、次のような順序になります。
これは、I-no-dot と I-dot が同等だからです。
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