ネットワーク・プロトコル・オプション (クライアントとサーバ両方のための) を使用して、さまざまなネットワーク・プロトコルの問題に対処できます。
ネットワーク・プロトコル・オプションは、サーバ・コマンドに指定できます。次に例を示します。
dbsrv11 -x tcpip(PARM1=value1;PARM2=value2;...) |
クライアント側では、CommLinks (LINKS) 接続パラメータとしてプロトコル・オプションを入力できます。
CommLinks=tcpip(PARM1=value1;PARM2=value2;...) |
パラメータにスペースがある場合、ネットワーク・プロトコル・オプションを二重引用符で囲むことにより、システム・コマンド・インタプリタによって適切に解析されます。
dbsrv11 -x "tcpip(PARM1=value1;PARM2=value2;...)" CommLinks="tcpip(PARM1=value1;PARM2=value2;...)" |
UNIX では、セミコロンがコマンドの区切り文字として解釈されるため、複数のパラメータを指定する場合にも二重引用符が必要です。
ブール・パラメータは、YES、Y、ON、TRUE、T、1 のいずれかによってオンになり、NO、N、OFF、FALSE、F、0 のいずれかによってオフになります。パラメータは、大文字と小文字を区別しません。
上記の例では、コマンドをすべて 1 行に入力しています。コマンドを設定ファイルに記述し、サーバ・オプションの @ を使って設定ファイルを呼び出すこともできます。
次に、TCP/IP、HTTP、HTTPS で使用できるオプションを示します。
Broadcast プロトコル・オプション [BCAST]
BroadcastListener プロトコル・オプション [BLISTENER]
certificate_company プロトコル・オプション
certificate_name プロトコル・オプション
certificate_unit プロトコル・オプション
ClientPort プロトコル・オプション [CPORT]
DatabaseName プロトコル・オプション [DBN]
DoBroadcast プロトコル・オプション [DOBROAD]
Host プロトコル・オプション [IP]
Identity プロトコル・オプション
Identity_Password プロトコル・オプション
KeepaliveTimeout プロトコル・オプション [KTO]
LDAP プロトコル・オプション [LDAP]
LocalOnly プロトコル・オプション [LOCAL]
LogFile プロトコル・オプション [LOG]
LogFormat プロトコル・オプション [LF]
LogMaxSize プロトコル・オプション [LSIZE]
LogOptions プロトコル・オプション [LOPT]
MaxConnections プロトコル・オプション [MAXCONN]
MaxRequestSize プロトコル・オプション [MAXSIZE]
MyIP プロトコル・オプション [ME]
ReceiveBufferSize プロトコル・オプション [RCVBUFSZ]
SendBufferSize プロトコル・オプション [SNDBUFSZ]
ServerPort プロトコル・オプション [PORT]
TDS プロトコル・オプション
Timeout プロトコル・オプション [TO]
trusted_certificates プロトコル・オプション
VerifyServerName プロトコル・オプション [VERIFY]
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