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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの設定 » データベース・オプション » データベース・オプションの概要 » アルファベット順のオプション・リスト

 

on_charset_conversion_failure オプション [データベース]

文字の変換中にエラーが発生した場合の動作を制御します。

指定可能な値

Ignore、Warning、Error

デフォルト

Ignore

備考

文字の変換中にエラーが発生した場合の動作を次のように制御します。

  • Ignore   エラーも警告も表示しません。

  • Warning   置換と不正な文字列を警告としてレポートします。不正な文字列は変換されません。

  • Error   置換と不正な文字列をエラーとしてレポートします。

クライアントとデータベース間で文字セットの変換が必要な場合、不正な文字が検出されたり文字の置換が使用されたりしたときに、それを無視するか、警告を返すか、エラーを返すかをこのオプションで制御します。

シングルバイトからシングルバイトへの変換では、置換と不正な文字のレポートはできないので、Ignore に設定する必要があります。

このオプションは、損失を伴う変換がクライアントで発止した場合の動作は制御しません。たとえば、クライアントからの SQL 文は CHAR データベース文字セットに格納されているか、変換される必要があります。Unicode のクライアント・アプリケーションが SQL 文を準備し、その文に CHAR データベース文字セットで表現できない文字が含まれているとします。この場合、置換文字が代わりに使用されます。ただし、損失を伴う変換がクライアントで発生したため、データベース・サーバではこの変換が発生したことがわかりません。

参照