データベースには機密の情報や個人的な情報などが含まれている場合があるので、データベースやそこに含まれるデータのセキュリティを考慮した設計になっていることが重要です。
SQL Anywhere には、データの安全な環境の構築に役立ついくつかの機能があります。
ユーザ ID と認証 データベースにアクセスするユーザを制御します。新しいユーザの作成を参照してください。
任意アクセス制御機能 データベースへの接続中にユーザが実行するアクションを制御します。データベースのパーミッションと権限の概要を参照してください。
監査 データベースで行われたアクションの記録を管理するのに役立ちます。データベース・アクティビティの監査を参照してください。
データベース・サーバ・オプション データベースのロードなどの管理作業を実行するユーザを指定します。このオプションは、データベース・サーバの起動時に設定されます。コマンド・ラインからパーミッションを制御するを参照してください。
ビューとストアド・プロシージャ ユーザがアクセスするデータとユーザが実行する操作を指定します。高度なセキュリティを実現するためのビューとプロシージャの使い方を参照してください。
データベースとテーブルの暗号化 データベースを安全に管理するために、単純暗号化または強力な暗号化のいずれかを選択できます。単純暗号化は、難読化と同じです。強力な暗号化にすると、暗号化キーなしではデータベースにまったくアクセスできなくなります。-ek データベース・オプションとDatabaseKey 接続パラメータ [DBKEY]を参照してください。
テーブル暗号化機能では、データベース全体ではなく個々のテーブルを暗号化できます。テーブル暗号化を参照してください。
トランスポート・レイヤ・セキュリティ トランスポート・レイヤ・セキュリティを使用すると、クライアント・アプリケーションとデータベース・サーバ間の通信を認証することができます。トランスポート・レイヤ・セキュリティでは、楕円曲線暗号方式または RSA 暗号方式を使用します。トランスポート・レイヤ・セキュリティを参照してください。
データベース・サーバを実行しているコンピュータ上で他のプロセスがクライアント/サーバ通信の内容にアクセスできるようになることが心配な場合は、暗号化の使用をおすすめします。
ECC 暗号化と FIPS 認定の暗号化には、別途ライセンスが必要です。強力な暗号化テクノロジはすべて、輸出規制対象品目です。
別途ライセンスが必要なコンポーネントを参照してください。
機能の保護 データベース・サーバ上のすべてのデータベースで機能を無効にすることができます。
SELinux のサポート SELinux のポリシーを使用して、アプリケーションのシステム・リソースへのアクセスを制御します。SQL Anywhere には、Red Hat Enterprise Linux 5 で SQL Anywhere を保護するポリシーが含まれています。
SQL Anywhere の SELinux ポリシーのコンパイルとインストールについては、install-dir/selinux/readme を参照してください。
データのセキュリティについては、データベース管理者に責任があります。この章で記述されているタスクを実行するには、特に明記されていないかぎり、DBA 権限が必要です。
ユーザ ID とパーミッションはセキュリティ関連のトピックです。ユーザ ID、権限、パーミッションの管理を参照してください。
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