データベース内に新しくオブジェクトを作成したユーザは、そのオブジェクトの「所有者」と呼ばれます。所有者には、そのオブジェクトに対してすべての操作を行うパーミッションが自動的に与えられます。たとえば、テーブルの所有者はそのテーブルの構造を変更したり、他のユーザにテーブルのデータを更新するパーミッションを与えたりできます。

DBA 権限を持つユーザは、データベース内のすべてのコンポーネントを変更できるパーミッションを持っています。したがって、他のユーザが作成したテーブルを削除することもできます。このようなユーザは、各データベース・オブジェクトの所有者がそのオブジェクトに関して持っているパーミッションをすべて持っています。さらに、DBA 権限を持つユーザは、他のユーザのデータベース・オブジェクトを作成することもできます。この場合、オブジェクトの所有者と CREATE 文を実行するユーザ ID が異なります。ここでは、データベース・オブジェクトの所有者と作成者を同一のユーザとして扱います。

参照

• パスワードのないグループ