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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの起動とデータベースへの接続 » 接続パラメータとネットワーク・プロトコル・オプション » 接続パラメータ

 

PrefetchBuffer 接続パラメータ [PBUF]

ローをバッファするためのメモリの最大容量を、バイト単位で設定します。

使用法

特に制限なし

Integer [ k | m ]
デフォルト

512 KB (524288) (Windows Mobile を除くすべてのプラットフォーム)

64 KB (65536 バイト) (Windows Mobile)

備考

PrefetchBuffer (PBUF) 接続パラメータは、プリフェッチされたローを格納するためにクライアントで割り付けられるメモリを制御します。デフォルト値はバイト単位ですが、k または m を使用してキロバイトまたはメガバイトの単位を指定できます。この接続パラメータには、64 KB ~ 8 MB の値を指定できます。

状況によっては、プリフェッチされるローの数を増やすと、クエリのパフォーマンスが向上することがあります。プリフェッチされるローの数は、PrefetchRows (PROWS) と PrefetchBuffer (PBUF) 接続パラメータを使用して増やすことができます。

PrefetchBuffer (PBUF) 接続パラメータを増やすと、GET DATA 要求のバッファに使用できるメモリ容量も増えます。多数の GET DATA (SQLGetData) 要求を処理するアプリケーションでは、このように設定するとパフォーマンスが向上します。

以前のバージョンとの互換性を保つため、16384 未満の値が指定されるとキロバイト単位だと解釈されます。

PrefetchBuffer 接続パラメータにおいて、k サフィックスを使用しないキロバイト単位での指定は廃止されました。PrefetchRows 接続パラメータ [PROWS]を参照してください。

参照

次の接続文字列フラグメントを使用して、PrefetchBuffer によるメモリ制限によってプリフェッチされるローの数が減っているかどうかを判断できます。

...PrefetchRows=100;LogFile=c:\client.txt

次の文字列を使用して、メモリ制限を 256 KB に増やすことができます。

...PrefetchRows=100;PrefetchBuffer=256k