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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの起動とデータベースへの接続 » 接続パラメータとネットワーク・プロトコル・オプション » 接続パラメータ

 

PrefetchRows 接続パラメータ [PROWS]

データベースのクエリ時にプリフェッチされるローの最大数を設定します。

使用法

特に制限なし

整数

デフォルト

10

ADO.NET の場合は 200

備考

クライアントによってプリフェッチされるデータベース・サーバのローの数を増やすと、シングル・ロー・フェッチまたはワイド・フェッチで、0 または 1 の相対フェッチのみを行うカーソルのパフォーマンスを向上させることができます。ワイド・フェッチには、Embedded SQL 配列フェッチと ODBC ブロック・フェッチが含まれます。

次のような場合に、パフォーマンスが向上します。

  • アプリケーションが非常に少ない絶対フェッチで多数の (何百もの) ローをフェッチする場合。

  • アプリケーションがローをフェッチする頻度が高く、クライアントとサーバが同一コンピュータで動作しているか、高速ネットワークで接続されている場合。

  • クライアント/サーバ通信にダイヤルアップ・リンクや広域ネットワークなどの伝送速度の遅いネットワークを使用している場合。

プリフェッチされるローの数は、PrefetchRows (PROWS) 接続パラメータと PrefetchBuffer (PBUF) 接続パラメータの両方によって制限されており、そのため、プリフェッチされたローの格納に使用できるメモリが制限されます。PrefetchBuffer 接続パラメータ [PBUF]を参照してください。

プリフェッチできるロー数の最大値は 1000 です。

参照

次の接続文字列フラグメントは、プリフェッチされるローの数を 100 に設定します。

...PrefetchRows=100;...