SQL Anywhere LTM は SQL Anywhere トランザクション・ログ内の情報に依存しているので、バックアップを保存せずにそのログを削除したり損傷したりしないように気をつけてください。バックアップの保存には、トランザクション・ログ・ミラーなどを使用します。
トランザクション・ログの管理については、トランザクション・ログとバックアップの管理を参照してください。
SQL Anywhere LTM を Adaptive Server Enterprise LTM の代わりとして使用することはできません。トランザクション・ログのフォーマットが異なるからです。
SQL Anywhere LTM は、挿入、更新、削除のレプリケーション、また Transact-SQL ダイアレクトのストアド・プロシージャ呼び出しのレプリケーションをサポートします。
Adaptive Server Enterprise LTM では、Replication Server にデータ変更を送信してから、データ変更がコミットされます。Replication Server は、COMMIT 文を受信するまで変更を保持します。一方、SQL Anywhere LTM では、コミットされた変更だけを Replication Server に送信します。長いトランザクションの場合は、そのことがレプリケーションの遅れの原因になることがあります。すべての変更が、Replication Server を介してから分散されるからです。
レプリケーションのテーブルの設定
レプリケーションのためのプロシージャと関数の準備
プロシージャ・レプリケーションを制御するための SQL 文
非同期プロシージャ
LTM の設定
言語と文字セットの問題
トランザクション・ログとバックアップの管理
データベース全体のレプリケーション
LTM の停止
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