SQL Anywhere MIB には、SQL Anywhere SNMP Extension Agent を使用してストアド・プロシージャを実行するための OID が格納されています。ストアド・プロシージャを実行するには、SQL Anywhere SNMP Extension Agent が接続に使用するユーザが以下に示す要件のいずれか 1 つを満たしている必要があります。
プロシージャの EXECUTE パーミッションを持っている
プロシージャの所有者である
DBA 権限を持っている
プロシージャによって生成された結果セットや戻り値は無視されます。
SQL Anywhere SNMP Extension Agent を使用してストアド・プロシージャを実行するには、saAgent.saProc
(OID 1.3.6.1.4.1.897.2.3.5.db、db は sasnmp.ini ファイル内のデータベース番号) の値としてストアド・プロシージャの名前を示す文字列を設定します。必要に応じて、プロシージャに引数を指定できます。引数を指定しなかった場合には、プロシージャ名の後に空のカッコが追加されます。
たとえば、saAgent.saProc
の値として文字列 "pchin.updatesales( 'param1', 2)
" を設定すると、ユーザ pchin が所有するストアド・プロシージャ updatesales が呼び出されます。
この OID の値としてプロシージャ名を設定する方法は、使用する SNMP 管理ソフトウェアによって異なります。SQL Anywhere MIBを参照してください。
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