標準ログイン、統合化ログイン、Kerberos ログインの組み合わせを許可するよう、SET OPTION 文を使用してデータベースの login_mode オプションの値を設定すると、指定したログイン接続がそのデータベースで永続的に有効になります。たとえば、次の文は標準ログインと統合化ログインを永続的に許可します。
SET OPTION PUBLIC.login_mode = 'Standard,Integrated'; |
データベースを停止して再起動した場合でも、このオプションの値は変わらず、統合化ログインは有効のままです。
SET TEMPORARY OPTION を使用して login_mode オプションを設定した場合、統合化ログインによるユーザ・アクセスは可能ですが、データベースがシャットダウンされるまでの間に限られます。次の文は、オプションの値を一時的に変更します。
SET TEMPORARY OPTION PUBLIC.login_mode = 'Standard,Integrated'; |
永久オプション値が Standard の場合、データベースは停止時にその値に戻ります。
一時的なパブリック・オプションを設定すると、データベースのセキュリティを強化できます。統合化ログインまたは Kerberos ログインをデータベースに追加すると、データベースはそれを実行しているオペレーティング・システムのセキュリティに依存します。データベースを別のコンピュータにコピーすると、データベースへのアクセスは SQL Anywhere のセキュリティ・モデルに戻ります。
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