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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの起動とデータベースへの接続 » SQL Anywhere データベース接続 » SQL Anywhere データベース接続の例

 

ネットワーク上のサーバへの接続

LAN または WAN にあるネットワーク・サーバ上で動作するデータベースに接続するには、クライアント・ソフトウェアがそのデータベース・サーバを見つけ、それに接続します。SQL Anywhere は、ネットワーク・ライブラリを提供してこのタスクを処理します。

ネットワーク接続は、「ネットワーク・プロトコル」を介して行います。TCP/IP はすべてのプラットフォームで使用できます。

ネットワーク・データベースへのクライアント接続。クライアントがインタフェース・ライブラリを使用してネットワークで稼働しているサーバへ接続していることを示しています。
サーバの指定

SQL Anywhere のサーバ名は、所定のネットワーク・プロトコルのローカル・ドメイン上ではユニークである必要があります。次の例では、ネットワークで実行されているサーバに接続します。

ENG=svr-name
DBN=db-name
UID=user-id
PWD=password
CommLinks=all

CommLinks=all を指定すると、クライアント・ライブラリは、指定された名前のパーソナル・サーバを探し、次に指定された名前のサーバをネットワークで探します。CommLinks 接続パラメータ [LINKS]を参照してください。

プロトコルの指定

パフォーマンスを向上するには、使用するプロトコルをネットワーク・ライブラリに指定できます。次のパラメータは、TCP/IP プロトコルを使用します。

ENG=svr-name
DBN=db-name
UID=user-id
PWD=password
CommLinks=tcpip

ネットワーク・ライブラリは、ネットワークをブロードキャストしてサーバを検索します。この処理は時間がかかることがあります。ネットワーク・ライブラリがサーバを見つけると、クライアント・ライブラリは、そのサーバの名前とネットワーク・アドレスをファイル (sasrv.ini) に保存します。次回以降の接続にはこのエントリを再利用し、指定されたプロトコルを使用してサーバへの接続を試みます。次回以降の接続は、ブロードキャストによって確立された接続よりも通常は速くなります。

デフォルトでは、Sybase Central と Interactive SQL のすべてのネットワーク接続は、TCP/IP ネットワーク・プロトコルを使用するようになっています。

♦  ネットワーク・サーバ上のデータベースに接続するには、次の手順に従います (Sybase Central または Interactive SQL の場合)。
  1. Sybase Central または Interactive SQL を起動します。

    [接続] ウィンドウが表示されない場合は、次のいずれかを行います。

    • Sybase Central で、[接続] - [SQL Anywhere 11 に接続] を選択します。

    • Interactive SQL で、[SQL] - [接続] を選択します。

  2. [ID] タブをクリックします。

  3. [ユーザ ID] フィールドにユーザ名を入力します。

  4. [パスワード] フィールドにデータベースのパスワードを入力します。

  5. [データベース] タブをクリックします。

  6. [サーバ名] フィールドに、サーバ名を入力するか、[検索] をクリックします。

  7. [データベース名] フィールドにデータベースの名前を入力します。

  8. [OK] をクリックします。

参照