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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの起動とデータベースへの接続 » データベース・サーバの実行 » 現在のセッション外でのサーバの起動

 

Windows サービスの概要

データベース・サーバは、サービスではなく Microsoft Windows プログラムのように実行できます。ただし、標準のプログラムとして、またマルチユーザ環境で実行する場合には制限があります。

標準実行プログラムとして実行する場合の制限事項

プログラムを起動すると、プログラムは Windows のログイン・セッションで実行されます。これは、コンピュータからログオフするとプログラムが停止されることを意味します。データベース・サーバで通常行われるように、プログラムを常に動作させておきたい場合、この設定によってコンピュータの用途が制限されます。データベース・サーバを実行し続けるには、そのデータベース・サーバを実行するコンピュータにログオンし続けます。この設定では、Windows コンピュータをログオンした状態にしておくことになるので、セキュリティ上の問題も発生します。

サービスの利点

アプリケーションを Windows サービスとしてインストールすると、ログオフしても実行できます。

サービスを開始するときに、サービスは LocalSystem という特別なシステム・アカウント (またはユーザが指定した別のアカウント) を使ってログオンします。サービスを起動するユーザの ID とサービスは関連していないので、起動した人がログオフしてもサービスは開いたままになります。Windows コンピュータが起動してユーザがログオンする前に、サービスを自動的に開始するように設定することもできます。

サービスの管理

Sybase Central は、Windows のサービス マネージャよりも便利でわかりやすい方法で SQL Anywhere サービスを管理します。dbsvc ユーティリティを使用してサービスの作成や変更を行うこともできます。Windows 用サービス・ユーティリティ (dbsvc)を参照してください。