SQL Anywhere を Open Server として使用するには、クライアント側とサーバ側でそれぞれ別の稼働条件があります。
SQL Anywhere を Open Server として使用するには、サーバ側に次の要素が必要です。
SQL Anywhere サーバ・コンポーネント ネットワークを介して Open Server にアクセスする場合は、ネットワーク・サーバ (dbsrv11.exe) を使用します。パーソナル・サーバ (dbeng11.exe) を Open Server として使用できるのは、同一コンピュータからの接続に限られます。
TCP/IP ネットワーク接続をしていない場合でも、SQL Anywhere を Open Server として使用するには、TCP/IP プロトコル・スタックが必要です。
Sybase クライアント・アプリケーションを使用して SQL Anywhere を含む Open Server に接続するには、次の要素が必要です。
Open Client コンポーネント アプリケーションが Open Client を使用する場合、TDS 経由でアプリケーションが通信するために必要なネットワーク・ライブラリは、Open Client ライブラリによって提供されます。
jConnect アプリケーションが JDBC を使用する場合は、jConnect と Java ランタイム環境が必要です。SQL Anywhere は、jConnect 5.5 と 6.0.5 をサポートしています。これらのバージョンは http://www.sybase.com/products/informationmanagement/softwaredeveloperkit/jconnect から入手できます。
DSEdit サーバ名を Open Client アプリケーションから使用できるようにするには、ディレクトリ・サービス・エディタ DSEdit が必要です。UNIX プラットフォームでは、このユーティリティは sybinit と呼ばれます。
DSEdit は、SQL Anywhere には付属していませんが、Open Server ソフトウェアには付属しています。
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