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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの起動とデータベースへの接続 » 接続パラメータとネットワーク・プロトコル・オプション » ネットワーク・プロトコル・オプション

 

Timeout プロトコル・オプション [TO]

通信確立時に、応答を待つ時間を秒単位で設定します。

使用法

TCP/IP、HTTP、HTTPS

整数 (秒)

デフォルト

TCP/IP の場合は 5

HTTP と HTTPS の場合は 30

備考

また、切断時に応答を待つ時間も指定します。TCP/IP 通信の確立に問題がある場合は、より長い時間を設定してみてください。

データベース・サーバでは、同名のサーバを検索するためにブロードキャストを送信した後に待機する時間です。サーバの起動時にのみ使用され、クライアント接続には影響しません。

サーバで HTTP または HTTPS を使用する場合、このパラメータは要求受信時の最大許容アイドル時間を指定します。この制限に達した場合は、接続が閉じられて 408 REQUEST TIMEOUT 応答がクライアントに返されます。値 0 はアイドル・タイムアウトを無効にしますが、細心の注意を払って使用してください。この制限がないと、悪質なクライアントがサーバのリソースを消費したり、他のクライアントが接続できなくなる可能性があります。

参照

次のデータ・ソース・フラグメントは、タイムアウト時間を 20 秒にして、TCP/IP 通信リンクのみを起動します。

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CommLinks=tcpip(TO=20)
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