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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの起動とデータベースへの接続 » データベース・ファイルの処理 » トランザクション・ログ

 

未処理のトランザクションがある接続の特定

トランザクション・ログの名前変更または削除を行うバックアップを実行すると、完了していないトランザクションは、新しいトランザクション・ログに持ち越されます。

システム・プロシージャを使用して、未処理のトランザクションがあるユーザを判別できます。接続がそれほど多くない場合は、SQL Anywhere コンソール・ユーティリティを使用して未処理のトランザクションがある接続を確認することもできます。必要に応じて、DROP CONNECTION 文を使用してユーザを切断できます。

♦  未処理のトランザクションがある接続を判別するには、次の手順に従います (SQL の場合)。
  1. Interactive SQL からデータベースに接続します。

  2. sa_conn_info システム・プロシージャを実行します。

    CALL sa_conn_info;
  3. UncommitOps カラムを検査して、未処理のトランザクションがある接続を確認します。

    sa_conn_info システム・プロシージャを参照してください。

♦  未処理のトランザクションがある接続を判断するには、次の手順に従います (SQL Anywhere コンソール・ユーティリティの場合)。
  1. SQL Anywhere コンソール・ユーティリティからデータベースに接続します。

    たとえば、次のコマンドでは、ユーザ ID DBA とパスワード sql を使用してデフォルト・データベースに接続します。

    dbconsole -c "UID=DBA;PWD=sql"

    SQL Anywhere コンソール・ユーティリティ (dbconsole)を参照してください。

  2. 各接続をダブルクリックし、[コミットされていない操作] のエントリを調べて、コミットされていない操作のあるユーザを確認します。必要に応じて、バックアップを終了するために、ユーザとの接続を切断できます。