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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの設定 » ユーザ ID、権限、パーミッションの管理 » グループの管理

 

グループのパーミッションと権限

グループへのパーミッションは、通常のユーザ ID とまったく同じ方法で付与します。テーブル、ビュー、プロシージャに対するパーミッションは、他のグループとそのメンバも含めて、グループのメンバに継承されます。

データベース・オブジェクトの所有者は単一のユーザ ID に属し、グループ・メンバには受け継がれません。ユーザ ID personnel がテーブルを作成した場合は、ユーザ ID personnel がそのテーブルの所有者となり、テーブルに変更を加える権限や、テーブルに関する権限を他のユーザに与える権限を保持します。personnel のメンバである他のユーザ ID は、このテーブルの所有者ではなく、これらの権利を持ちません。付与されたパーミッションのみを継承します。たとえば、DBA 権限を持つユーザまたはユーザ ID personnel が、テーブルに対する SELECT パーミッションをユーザ ID personnel に明示的に付与した場合は、すべてのグループ・メンバが、そのテーブルに対する SELECT アクセス権を継承します。

グループには一部の権限も付与できます。

注意

グループのメンバは、DBA、RESOURCE、GROUP の各パーミッションを継承しません。ユーザ ID が RESOURCE 権限を持っている場合でも、personnel のメンバには RESOURCE 権限がありません。

注意

WITH GRANT OPTION はユーザにのみ指定できます。グループのメンバは、グループに付与されている WITH GRANT OPTION を継承しません。