要求ログのサイズを制限します。
{ dbsrv11 | dbeng11 } -zs { size[ k | m | g ] } ...
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要求ロギングを有効にするには、-zr オプションを使用します。このログは、-zo オプションにより別のファイルにリダイレクトできます。また、-zs オプションを使用してファイルのサイズを制限できます。
size には、要求ログの最大ファイル・サイズを、バイト単位で指定します。単位をキロバイト、メガバイト、またはギガバイトで指定するには、それぞれ k、m、g のいずれかを使用してください。
-zs 0 を指定した場合は、要求ロギング・ファイルの最大サイズは適用されず、名前は変更されません。これはデフォルト値です。
要求ログ・ファイルが -zs オプションまたは sa_server_option システム・プロシージャで指定したサイズに到達すると、ファイルが拡張子 .old の付いた名前に変更されます (既存のファイルが存在する場合は、同じ名前で置換されます)。要求ログ・ファイルが再起動します。
次の例では、ログ・ファイルのサイズを制御するための -zs オプションの使用方法を示します。次のコマンド・ラインを使用してデータベース・サーバを起動するとします。
dbeng11 -zr all -zs 10k -zo mydatabase.log |
新規ログ・ファイル mydatabase.log が作成されます。このファイルのサイズが 10 KB に達すると、既存の mydatabase.old ファイルが削除され、mydatabase.log の名前が mydatabase.old に変更されて、新しい mydatabase.log ファイルが開始されます。このプロセスは、mydatabase.log ファイルが指定したサイズ (この場合は 10 KB) に達するたびに繰り返されます。
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