このチュートリアルは、SQL Anywhere に付属する Simple プロジェクトに基づいています。
完全なアプリケーションは、SQL Anywhere サンプル・ディレクトリの samples-dir\SQLAnywhere\ADO.NET\SimpleWin32 にあります。
samples-dir のデフォルトのロケーションについては、サンプル・ディレクトリを参照してください。
Simple プロジェクトには、次の機能があります。
サンプルの動作に関する詳細については、Simple サンプル・プロジェクトの知識を参照してください。
Visual Studio を起動します。
[ファイル] - [開く] - [プロジェクト] を選択します。
samples-dir\SQLAnywhere\ADO.NET\SimpleWin32 を参照し、Simple.sln プロジェクトを開きます。
プロジェクトで SQL Anywhere .NET データ・プロバイダを使用するには、データ・プロバイダ DLL への参照を追加する必要があります。これはすでに Simple コード・サンプルで行われています。データ・プロバイダ DLL への参照は次のロケーションで確認できます。
[ソリューション エクスプローラ] ウィンドウで、[参照設定] フォルダを開きます。
リストに iAnywhere.Data.SQLAnywhere が表示されます。
データ・プロバイダ DLL への参照を追加する手順については、プロジェクトにデータ・プロバイダ DLL への参照を追加するを参照してください。
また、データ・プロバイダ・クラスを参照する using
ディレクティブもソース・コードに追加してください。これはすでに Simple コード・サンプルで行われています。using
ディレクティブを表示するには、次の手順に従います。
プロジェクトのソース・コマンドを開きます。[ソリューション エクスプローラ] ウィンドウで、Form1.cs を右クリックし、[コードの表示] を選択します。
上部セクションの using
ディレクティブに次の行が表示されます。
using iAnywhere.Data.SQLAnywhere; |
この行は C# プロジェクトに必要です。Visual Basic .NET を使用している場合、ソース・コードに Imports
行を追加する必要があります。
[デバッグ] - [デバッグなしで開始] を選択するか、[Ctrl + F5] を押して、Simple サンプルを実行します。
[SQL Anywhere サンプル] ウィンドウで [接続] をクリックします。
アプリケーションが SQL Anywhere サンプル・データベースに接続され、次のように各従業員の姓がウィンドウに表示されます。
画面右上の [X] をクリックし、アプリケーションを終了してサンプル・データベースとの接続を切断します。これによって、データベース・サーバも停止します。
ここではアプリケーションを実行しました。次の項では、アプリケーション・コードについて説明します。
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