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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - プログラミング » SQL Anywhere でのプログラミングの概要 » 3 層コンピューティングと分散トランザクション » 3 層コンピューティングのアーキテクチャ

 

アプリケーション・サーバが DTC を使用する方法

Sybase EAServer と Microsoft Transaction Server は、どちらもコンポーネント・サーバです。アプリケーション論理はコンポーネントとして格納され、クライアント・アプリケーションから利用できます。

各コンポーネントのトランザクション属性は、コンポーネントがどのようにトランザクションに関わるかを示します。コンポーネントを構築するアプリケーション開発者は、トランザクションの作業 (リソース・マネージャとの接続、各リソース・マネージャが管理するデータに対する操作など) をコンポーネントの中にプログラムする必要があります。しかし、アプリケーション開発者は、トランザクション管理の論理をコンポーネントに追加する必要はありません。トランザクション属性が設定され、コンポーネントにトランザクション管理が必要な場合、EAServer は、DTC を使用してトランザクションをエンリストし、2 フェーズ・コミット処理を管理します。