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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - プログラミング » SQL Anywhere でのプログラミングの概要 » アプリケーションでの SQL の使用 » アプリケーション内のトランザクションの制御 » オートコミットまたは手動コミット・モードの設定

 

オートコミット実装の詳細

オートコミット・モードでは、使用するインタフェースやオートコミット動作の制御方法に応じて、やや動作が異なります。

オートコミット・モードは、次のいずれかの方法で実装できます。

  • クライアント側オートコミット   アプリケーションがオートコミットを使用すると、各 SQL 文の実行後、クライアント・ライブラリが COMMIT 文を送信します。

    ADO.NET、ADO/OLE DB、ODBC、PHP のアプリケーションでは、クライアント側からコミットの動作を制御します。

  • サーバ側オートコミット   アプリケーションで連鎖モードを OFF にすると、データベース・サーバは各 SQL 文の結果をコミットします。JDBC の場合、この動作は chained データベース・オプションによって暗黙的に制御されます。

    Embedded SQL、JDBC、Open Client のアプリケーションでは、サーバ側でのコミット動作を操作します (たとえば、chained オプションを設定します)。

ストアド・プロシージャやトリガなどの複雑な文では、クライアント側オートコミットとサーバ側オートコミットには違いがあります。クライアント側では、ストアド・プロシージャは単一文であるため、オートコミットはプロシージャがすべて実行された後に単一のコミット文を送信します。データベース・サーバ側から見た場合、ストアド・プロシージャは複数の SQL 文で構成されているため、サーバ側オートコミットはプロシージャ内の各 SQL 文の結果をコミットします。

クライアント側の実装とサーバ側の実装を混在させないでください

ADO.NET、ADO/OLE DB、ODBC、PHP のアプリケーションでは、chained オプションとオートコミット・オプションの設定を併用しないでください。