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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - プログラミング » SQL Anywhere データ・アクセス API » SQL Anywhere Perl DBD::SQLAnywhere DBI モジュール

 

Windows での DBD::SQLAnywhere のインストール

♦  コンピュータを準備するには、次の手順に従います。
  1. ActivePerl 5.6.0 以降をインストールします。ActivePerl インストーラを使用して、Perl をインストールし、コンピュータを設定できます。Perl を再コンパイルする必要はありません。

  2. Microsoft Visual Studio をインストールして環境を設定します。

    インストール時に環境を設定しなかった場合は、作業を行う前に PATH、LIB、INCLUDE 環境変数を正しく設定します。Microsoft は、このためのバッチ・ファイルを用意しています。たとえば、Visual Studio 2005 または 2008 のインストール環境の vc\bin サブディレクトリには vcvars32.bat というバッチ・ファイルが格納されています。作業を続ける前に、新しいシステム・コマンド・プロンプトを開き、このバッチ・ファイルを実行してください。

♦  Windows で DBI Perl モジュールをインストールするには、次の手順に従います。
  1. コマンド・プロンプトで、ActivePerl のインストール・ディレクトリの bin サブディレクトリに移動します。

    別のシェルからは次の手順を使用できないことがあるため、システム・コマンド・プロンプトを使用することを強くおすすめします。

  2. Perl Module Manager を使用して、次のコマンドを入力します。

    ppm query dbi

    ppm を実行できない場合は、Perl が正しくインストールされていることを確認してください。

    このコマンドを実行すると、次のような 2 行のテキストが生成されます。この場合、この情報は、ActivePerl バージョン 5.8.1 ビルド 807 が動作しており、DBI バージョン 1.38 がインストールされていることを示します。

    Querying target 1 (ActivePerl 5.8.1.807)
      1. DBI [1.38] Database independent interface for Perl

    それ以降のバージョンの Perl では、次のようなテーブルが表示される場合があります。この場合は、DBI バージョン 1.58 がインストールされていることを示します。

    name version abstract area
    DBI 1.58 Database independent interface for Perl perl

    DBI がインストールされていない場合は、インストールしてください。インストールするには、ppm プロンプトで次のコマンドを入力します。

    ppm install dbi
♦  Windows で DBD::SQLAnywhere をインストールするには、次の手順に従います。
  1. コマンド・プロンプトで、SQL Anywhere インストール環境の SDK\Perl サブディレクトリに移動します。

  2. 次のコマンドを入力し、DBD::SQLAnywhere を構築してテストします。

    perl Makefile.PL
    nmake

    何らかの理由によって最初から作業をやり直す必要がある場合は、コマンド nmake clean を実行し、部分的に構築されたターゲットを削除できます。

  3. DBD::SQLAnywhere をテストするには、サンプル・データベース・ファイルを SDK\Perl ディレクトリにコピーして、テストを実行します。

    copy "samples-dir\demo.db" .

    samples-dir のデフォルト・ロケーションについては、サンプル・ディレクトリを参照してください。

    dbeng11 demo
    nmake test

    テストが行われない場合は、SQL Anywhere インストール環境の bin32 または bin64 サブディレクトリがパスに含まれていることを確認してください。

  4. インストールを完了するには、同じプロンプトで次のコマンドを実行します。

    nmake install

これで、DBD::SQLAnywhere インタフェースが使用可能になりました。