ActivePerl 5.6.0 以降をインストールします。ActivePerl インストーラを使用して、Perl をインストールし、コンピュータを設定できます。Perl を再コンパイルする必要はありません。
Microsoft Visual Studio をインストールして環境を設定します。
インストール時に環境を設定しなかった場合は、作業を行う前に PATH、LIB、INCLUDE 環境変数を正しく設定します。Microsoft は、このためのバッチ・ファイルを用意しています。たとえば、Visual Studio 2005 または 2008 のインストール環境の vc\bin サブディレクトリには vcvars32.bat というバッチ・ファイルが格納されています。作業を続ける前に、新しいシステム・コマンド・プロンプトを開き、このバッチ・ファイルを実行してください。
コマンド・プロンプトで、ActivePerl のインストール・ディレクトリの bin サブディレクトリに移動します。
別のシェルからは次の手順を使用できないことがあるため、システム・コマンド・プロンプトを使用することを強くおすすめします。
Perl Module Manager を使用して、次のコマンドを入力します。
ppm query dbi |
ppm を実行できない場合は、Perl が正しくインストールされていることを確認してください。
このコマンドを実行すると、次のような 2 行のテキストが生成されます。この場合、この情報は、ActivePerl バージョン 5.8.1 ビルド 807 が動作しており、DBI バージョン 1.38 がインストールされていることを示します。
Querying target 1 (ActivePerl 5.8.1.807) 1. DBI [1.38] Database independent interface for Perl |
それ以降のバージョンの Perl では、次のようなテーブルが表示される場合があります。この場合は、DBI バージョン 1.58 がインストールされていることを示します。
name | version | abstract | area |
---|---|---|---|
DBI | 1.58 | Database independent interface for Perl | perl |
DBI がインストールされていない場合は、インストールしてください。インストールするには、ppm プロンプトで次のコマンドを入力します。
ppm install dbi |
コマンド・プロンプトで、SQL Anywhere インストール環境の SDK\Perl サブディレクトリに移動します。
次のコマンドを入力し、DBD::SQLAnywhere を構築してテストします。
perl Makefile.PL |
nmake |
何らかの理由によって最初から作業をやり直す必要がある場合は、コマンド nmake clean を実行し、部分的に構築されたターゲットを削除できます。
DBD::SQLAnywhere をテストするには、サンプル・データベース・ファイルを SDK\Perl ディレクトリにコピーして、テストを実行します。
copy "samples-dir\demo.db" . |
samples-dir のデフォルト・ロケーションについては、サンプル・ディレクトリを参照してください。
dbeng11 demo |
nmake test |
テストが行われない場合は、SQL Anywhere インストール環境の bin32 または bin64 サブディレクトリがパスに含まれていることを確認してください。
インストールを完了するには、同じプロンプトで次のコマンドを実行します。
nmake install |
これで、DBD::SQLAnywhere インタフェースが使用可能になりました。
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