SQL Anywhere をインストールすると、Embedded SQL のサンプル・プログラムがインストールされます。サンプル・プログラムは samples-dir\SQLAnywhere\C ディレクトリにあります。Windows Mobile の場合、追加サンプルが samples-dir\SQLAnywhere\CE\esql_sample ディレクトリにあります。
静的カーソルを使用した Embedded SQL サンプルである cur.sqc は静的 SQL 文の使い方を示します。
動的カーソルを使用した Embedded SQL サンプルである dcur.sqc は、動的 SQL 文の使い方を示します。
サンプル・プログラムで重複するコードの量を減らすために、メインライン部分とデータ出力関数は別ファイルになっています。これは、文字モード・システムでは mainch.c、ウィンドウ環境では mainwin.c です。
サンプル・プログラムには、それぞれ次の 3 つのルーチンがあり、メインライン部分から呼び出されます。
WSQLEX_Init データベースに接続し、カーソルを開く。
WSQLEX_Process_Command ユーザのコマンドを処理し、必要に応じてカーソルを操作する。
WSQLEX_Finish カーソルを閉じ、データベースとの接続を切断する。
メインライン部分の機能を次に示します。
WSQLEX_Init ルーチンを呼び出す。
ユーザからコマンドを受け取り、ユーザが終了するまで WSQL_Process_Command を呼び出して、ループする。
WSQLEX_Finish ルーチンを呼び出す。
データベースへの接続は Embedded SQL の CONNECT 文に適切なユーザ ID とパスワードを指定して実行します。
これらのサンプルに加えて、SQL Anywhere には、特定のプラットフォームで使用できる機能を例示するプログラムとソース・ファイルも用意されています。
サンプル・プログラムの構築
サンプル・プログラムの実行
静的カーソルのサンプル
動的カーソルのサンプル
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