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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - プログラミング » SQL Anywhere データ・アクセス API » SQL Anywhere JDBC ドライバ » jConnect JDBC ドライバの使用 » ドライバへの URL の指定

 

サーバ上でのデータベースの指定

各 SQL Anywhere データベース・サーバには、1 つまたは複数のデータベースを一度にロードできます。jConnect 経由の接続時に設定する URL でデータベースではなくサーバを指定する場合、そのサーバのデフォルトのデータベースに対して接続が試行されます。

次のいずれかの方法で拡張形式の URL を提供することによって、特定のデータベースを指定できます。

ServiceName パラメータの使用
jdbc:sybase:Tds:host:port?ServiceName=database

疑問符に続けて一連の割り当てを入力するのは、URL に引数を指定する標準的な方法です。ServiceName の大文字と小文字は区別されません。等号 (=) の前後にはスペースを入れないでください。database パラメータはデータベース名で、サーバ名ではありません。データベース名にはパスやファイル・サフィックスを含めることはできません。次に例を示します。

Connection con = DriverManager.getConnection(
      "jdbc:sybase:Tds:localhost:2638?ServiceName=demo", "DBA", "sql");
RemotePWD パラメータの使用

追加の接続パラメータをサーバに渡すための対処方法があります。

この手法により、RemotePWD フィールドを使用して、データベース名やデータベース・ファイルなどの追加の接続パラメータを指定できます。put メソッドを使用して、Properties フィールドに RemotePWD を設定します。

次のコードは、このフィールドの使い方を示します。

import java.util.Properties;
.
.
.
DriverManager.registerDriver( (Driver)
    Class.forName(
    "com.sybase.jdbc3.jdbc.SybDriver").newInstance()
    );
     
Properties props = new Properties();
props.put( "User", "DBA" );
props.put( "Password", "sql" );
props.put( "RemotePWD", ",DatabaseFile=mydb.db" );
 
Connection con = DriverManager.getConnection(
    "jdbc:sybase:Tds:localhost:2638", props );

例で示しているように、DatabaseFile 接続パラメータの前にはカンマを入力してください。DatabaseFile パラメータを使用すると、jConnect を使用してサーバ上でデータベースを起動できます。デフォルトでは、データベースは autostop=YES で起動されます。utility_db を DatabaseFile (DBF) や DatabaseName (DBN) 接続パラメータで指定すると (例:DBN=utility_db)、ユーティリティ・データベースは自動的に起動します。

ユーティリティ・データベースの詳細については、ユーティリティ・データベースの使用を参照してください。