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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - プログラミング » SQL Anywhere データ・アクセス API » SQL Anywhere Embedded SQL

 

Embedded SQL のプログラミング・テクニック

この項では、Embedded SQL プログラムの開発者に役立つ一連のヒントについて説明します。

要求管理の実装

インタフェース DLL のデフォルトの動作では、アプリケーションは各データベース要求が完了するまで待ってから他の関数を実行します。この動作は、要求管理関数を使用して変更することができます。たとえば、Interactive SQL を使用している場合、Interactive SQL がデータベースからの応答を待っている間もオペレーティング・システムは依然としてアクティブであり、Interactive SQL はそのときに何らかのタスクを実行できます。

コールバック関数を使用すると、データベース要求の処理中もアプリケーションのアクティビティを実行できます。このコールバック関数の内部では、他のデータベース要求はしないでください (db_cancel_request を除く)。メッセージ・ハンドラ内で db_is_working 関数を使用して、処理中のデータベース要求があるかどうか判断できます。

db_register_a_callback 関数は、アプリケーションのコールバック関数を登録するために使用します。

参照
バックアップ関数

db_backup 関数は Embedded SQL アプリケーションにオンライン・バックアップ機能を提供します。バックアップ・ユーティリティは、この関数を使用しています。この関数を使用するプログラムを記述する必要があるのは、SQL Anywhere のバックアップ・ユーティリティでは希望どおりのバックアップができない場合だけです。

BACKUP 文を推奨

この関数を使用してアプリケーションにバックアップ機能を追加することもできますが、このタスクには BACKUP 文を使用することをおすすめします。BACKUP 文を参照してください。

Database Tools の DBBackup 関数を使用して、バックアップ・ユーティリティに直接アクセスすることもできます。DBBackup 関数を参照してください。

参照