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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - プログラミング » SQL Anywhere データ・アクセス API » SQL Anywhere .NET 2.0 API リファレンス » iAnywhere.Data.SQLAnywhere ネームスペース (.NET 2.0) » SAConnection クラス

 

ConnectionString プロパティ

データベース接続文字列を指定します。

構文
Visual Basic

Public Overrides Property ConnectionString As String
C#

public override string  ConnectionString { get; set; }
備考

ConnectionString は、SQL Anywhere 接続文字列のフォーマットとできるかぎり同じになるよう定義されています。ただし、Persist Security Info 値が false (デフォルト) に設定されている場合、返される接続文字列は、ユーザ定義の ConnectionString からセキュリティ情報を除いたものと同じになります。Persist Security Info 値を true に設定しないかぎり、SQL Anywhere .NET データ・プロバイダは返される接続文字列にパスワードを保持しません。

ConnectionString プロパティを使用して、さまざまなデータ・ソースに接続できます。

ConnectionString プロパティを設定できるのは、接続が閉じられている場合のみです。接続文字列値の多くには、対応する読み込み専用プロパティがあります。接続文字列が設定されると、エラーが検出されないかぎり、これらのプロパティのすべてが更新されます。エラーが検出されると、いずれのプロパティも更新されません。SAConnection プロパティは、ConnectionString に含まれているこれらの設定のみを返します。

閉じられた接続上で ConnectionString をリセットすると、パスワードを含むすべての接続文字列値と関連プロパティがリセットされます。

プロパティが設定されると、接続文字列の事前検証が実行されます。アプリケーションが Open メソッドを呼び出すと、接続文字列が完全に検証されます。接続文字列に無効なプロパティやサポートされていないプロパティが含まれる場合、ランタイム例外が生成されます。

値は、一重または二重引用符で区切ることができます。また、接続文字列内では一重または二重引用符を交互に使用できます。たとえば、name="value's" や name= 'value"s' は使用できますが、name='value's' や name= ""value"" は使用できません。値または引用符内に配置されていないブランク文字は無視されます。keyword=value ペアはセミコロンで区切ってください。セミコロンが値の一部である場合、セミコロンも引用符で区切ってください。エスケープ・シーケンスはサポートされておらず、値タイプは関係ありません。名前の大文字と小文字は区別されません。接続文字列内でプロパティ名が複数回使用されている場合、最後のプロパティ名に関連付けられている値が使用されます。

ウィンドウからユーザ ID やパスワードを取得し、これらを接続文字列に付加する場合のように、ユーザ入力に基づいて接続文字列を構成するときは注意してください。アプリケーションでは、ユーザがこれらの値に余分な接続文字列パラメータを埋め込めないようにする必要があります。

接続プーリングのデフォルト値は、true (pooling=true) です。

次の文は、SQL Anywhere 11 Demo という名前の ODBC データ・ソースに接続文字列を設定し、接続を開きます。

SAConnection conn = new SAConnection();
conn.ConnectionString = "DSN=SQL Anywhere 11 Demo";
conn.Open();
参照