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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - プログラミング » SQL Anywhere データ・アクセス API » SQL Anywhere OLE DB と ADO の開発

 

OLE DB の概要

OLE DB は Microsoft が提供するデータ・アクセス・モデルです。OLE DB は、Component Object Model (COM) インタフェースを使用します。ODBC と違って、OLE DB は、データ・ソースが SQL クエリ・プロセッサを使用することを仮定していません。

SQL Anywhere には SAOLEDB という名前の「OLE DB プロバイダ」が含まれています。このプロバイダは現在の Windows プラットフォームで使用できます。このプロバイダは Windows Mobile プラットフォームでは使用できません。

また、Microsoft OLE DB Provider for ODBC (MSDASQL) を使用すると、SQL Anywhere の ODBC ドライバで SQL Anywhere にアクセスすることもできます。

SQL Anywhere の OLE DB プロバイダを使用すると、いくつかの利点が得られます。

  • カーソルによる更新など、OLE DB/ODBC ブリッジを使用している場合には利用できない機能がいくつかあります。

  • SQL Anywhere の OLE DB プロバイダを使用する場合、配備に ODBC は必要ありません。

  • MSDASQL によって、OLE DB クライアントはどの ODBC ドライバでも動作しますが、各 ODBC ドライバが備えている機能のすべてを利用できるかどうかは、保証されていません。SQL Anywhere プロバイダを使用すると、OLE DB プログラミング環境から SQL Anywhere のすべての機能を利用できます。


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