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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - プログラミング » SQL Anywhere データ・アクセス API » SQL Anywhere ODBC API » ODBC の概要

 

ODBC 準拠

SQL Anywhere は、Microsoft Data Access Kit 2.7 の一部として提供されている ODBC 3.5 をサポートしています。

ODBC のサポート・レベル

ODBC の機能は、準拠のレベルによって異なります。機能は「コア」「レベル 1」、または「レベル 2」のいずれかです。レベル 2 は ODBC を完全にサポートします。これらの機能は、Microsoft の『[external link] ODBC Programmer's Reference』にリストされています。

SQL Anywhere がサポートする機能

SQL Anywhere での ODBC 3.5 仕様のサポートは、次のとおりです。

  • コア準拠   SQL Anywhere は、コア・レベルの機能をすべてサポートします。

  • レベル 1 準拠   SQL Anywhere は、ODBC 関数の非同期実行を除いてレベル 1 の機能をすべてサポートします。

    SQL Anywhere は、単一の接続を共有するマルチ・スレッドをサポートします。各スレッドからの要求は、SQL Anywhere によって直列化されます。

  • レベル 2 準拠   SQL Anywhere は、次の機能を除いてレベル 2 の機能をすべてサポートします。

    • 3 語で構成されるビュー名とテーブル名。この名前は SQL Anywhere では使用できません。

    • 特定の独立した文についての ODBC 関数の非同期実行。

    • ログイン要求と SQL クエリをタイムアウトする機能。

ODBC の下位互換性

以前のバージョンの ODBC を使用して開発されたアプリケーションは、SQL Anywhere と新しい ODBC ドライバ・マネージャでも引き続き動作します。ただし、ODBC の新しい機能は以前のアプリケーションでは使用できません。

ODBC ドライバ・マネージャ

Microsoft Windows には ODBC ドライバ・マネージャが同梱されています。UNIX の場合、ODBC ドライバ・マネージャは SQL Anywhere に付属で提供されます。