SQL Anywhere は、Microsoft Data Access Kit 2.7 の一部として提供されている ODBC 3.5 をサポートしています。
ODBC の機能は、準拠のレベルによって異なります。機能は「コア」、「レベル 1」、または「レベル 2」のいずれかです。レベル 2 は ODBC を完全にサポートします。これらの機能は、Microsoft の『 ODBC Programmer's Reference』にリストされています。
SQL Anywhere での ODBC 3.5 仕様のサポートは、次のとおりです。
コア準拠 SQL Anywhere は、コア・レベルの機能をすべてサポートします。
レベル 1 準拠 SQL Anywhere は、ODBC 関数の非同期実行を除いてレベル 1 の機能をすべてサポートします。
SQL Anywhere は、単一の接続を共有するマルチ・スレッドをサポートします。各スレッドからの要求は、SQL Anywhere によって直列化されます。
レベル 2 準拠 SQL Anywhere は、次の機能を除いてレベル 2 の機能をすべてサポートします。
3 語で構成されるビュー名とテーブル名。この名前は SQL Anywhere では使用できません。
特定の独立した文についての ODBC 関数の非同期実行。
ログイン要求と SQL クエリをタイムアウトする機能。
以前のバージョンの ODBC を使用して開発されたアプリケーションは、SQL Anywhere と新しい ODBC ドライバ・マネージャでも引き続き動作します。ただし、ODBC の新しい機能は以前のアプリケーションでは使用できません。
Microsoft Windows には ODBC ドライバ・マネージャが同梱されています。UNIX の場合、ODBC ドライバ・マネージャは SQL Anywhere に付属で提供されます。
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