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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - プログラミング » SQL Anywhere データ・アクセス API » SQL Anywhere C API リファレンス

 

SQL Anywhere C API バージョン 1.0 の概要

SQL Anywhere C アプリケーション・プログラミング・インタフェース (API) により、PHP、Perl、Python、Ruby など、複数のインタプリタ型プログラミング言語での C や C++ ラッパ・ドライバの作成が簡単になります。SQL Anywhere C API は DBLIB パッケージの上層に位置し、Embedded SQL で実装されています。

DBLIB に代わるものではありませんが、この API は、C や C++ によるアプリケーションの作成を簡単にします。SQL Anywhere C API を使用するのに、Embedded SQL に関する高度な知識は必要ありません。実装に関する詳細については、sqlany_imp.sqc を参照してください。

API 配布ファイル

この API は、Microsoft Windows システムではダイナミック・リンク・ライブラリ (DLL) (dbcapi.dll) として、UNIX システムでは共有オブジェクト (libdbcapi.so) として作成されています。DLL は、DLL が構築される SQL Anywhere バージョンの DBLIB パッケージに静的にリンクされます。dbcapi.dll ファイルがロードされると、対応する dblibX.dll ファイルがオペレーティング・システムによってロードされます。dbcapi.dll を使用するアプリケーションは、このファイルに直接リンクするか、または動的にロードできます。

SQL Anywhere C API のデータ型やエントリ・ポイントに関する説明はメイン・ヘッダ・ファイル (sacapi.h) にあります。

スレッド・サポート

SQL Anywhere C API ライブラリはスレッド非対応であるため、相互排除が必要なタスクは実行しません。ライブラリをスレッド・アプリケーションで使用する際には、1 つの接続につき 1 つの要求しか受けることができません。したがって、接続固有のリソースにアクセスする場合はアプリケーションが相互排除を実行します。接続固有のリソースには、接続ハンドル、準備文、結果セット・オブジェクトが含まれます。


インタフェース・ライブラリの動的ロード