ストアド・プロシージャまたは関数から外部ライブラリの関数を呼び出すことができます。Windows オペレーティング・システムでは DLL、UNIX では共有オブジェクトの関数を呼び出すことができます。Windows Mobile では、外部関数を呼び出すことができません。
この項では、外部ライブラリ呼び出し API を使用する方法について説明します。サンプルの外部ストアド・プロシージャと、プロシージャに含まれる DLL を構築するために必要なファイルは、フォルダ samples-dir\SQLAnywhere\ExternalProcedures に格納されています。samples-dir のロケーションについては、サンプル・ディレクトリを参照してください。
プロシージャから呼び出された外部ライブラリは、サーバのメモリを共有します。プロシージャから呼び出した外部ライブラリがメモリ処理のエラーを含んでいると、サーバそのものがクラッシュしたり、データベースが損傷したりする可能性があります。運用データベースに配備する前にライブラリをテストする必要があります。
この項で説明する API は、以前の API の代わりに使用します。古い API は推奨されなくなりました。バージョン 7.0.x 以前の古い API を使用して記述されたライブラリもサポートされますが、新しく開発する場合は、最新の API を使用することをおすすめします。UNIX プラットフォームと 64 ビット Windows を含むすべての 64 ビット・プラットフォームでは、新しい API を使用してください。
SQL Anywhere は、MAPI 電子メールの送信などでこの機能を使用するシステム・プロシージャのセットを含みます。MAPI プロシージャと SMTP プロシージャを参照してください。
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