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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - プログラミング » データベースにおける Java » SQL Anywhere での Java サポート

 

CLASSPATH 変数の使用

Sun Java Runtime Environment と Sun JDK Java コンパイラは、Java コード内で参照されるクラスを探すときに CLASSPATH 環境変数を使用します。CLASSPATH 環境変数は、Java コードと、参照されるクラスの実際のファイル・パスまたは URL ロケーション間のリンクを提供します。たとえば、import java.io.* は java.io パッケージ内のすべてのクラスを、完全に修飾された名前を必要としないで参照できるようにします。java.io パッケージのクラスを使用するために次の Java コードで必要なのはクラス名だけです。Java クラス宣言をコンパイルするシステムの CLASSPATH 環境変数には、Java ディレクトリのロケーション (java.io パッケージのルート) が含まれている必要があります。

CLASSPATH はクラスのインストールに使用される

CLASSPATH 環境変数は、クラスのインストールのときにファイルを検出するために使用できます。たとえば、次の文はユーザが作成した Java クラスをデータベースにインストールしますが、フル・パス名ではなくファイル名だけを指定しています。この文は、Java オペレーションを使用しません。

INSTALL JAVA NEW
FROM FILE 'Invoice.class';

指定したファイルが CLASSPATH 環境変数で指定されるディレクトリまたは ZIP ファイル内にある場合、SQL Anywhere はファイルを見つけることに成功し、そのクラスをインストールします。