Sun Java Runtime Environment と Sun JDK Java コンパイラは、Java コード内で参照されるクラスを探すときに CLASSPATH 環境変数を使用します。CLASSPATH 環境変数は、Java コードと、参照されるクラスの実際のファイル・パスまたは
URL ロケーション間のリンクを提供します。たとえば、import java.io.*
は java.io パッケージ内のすべてのクラスを、完全に修飾された名前を必要としないで参照できるようにします。java.io パッケージのクラスを使用するために次の Java コードで必要なのはクラス名だけです。Java クラス宣言をコンパイルするシステムの
CLASSPATH 環境変数には、Java ディレクトリのロケーション (java.io パッケージのルート) が含まれている必要があります。
CLASSPATH 環境変数は、クラスのインストールのときにファイルを検出するために使用できます。たとえば、次の文はユーザが作成した Java クラスをデータベースにインストールしますが、フル・パス名ではなくファイル名だけを指定しています。この文は、Java オペレーションを使用しません。
INSTALL JAVA NEW FROM FILE 'Invoice.class'; |
指定したファイルが CLASSPATH 環境変数で指定されるディレクトリまたは ZIP ファイル内にある場合、SQL Anywhere はファイルを見つけることに成功し、そのクラスをインストールします。
Copyright © 2009, iAnywhere Solutions, Inc. - SQL Anywhere 11.0.1 |