Java のエラー処理コードは、通常の処理コードとは分離されています。
エラーによって、エラーを示す例外オブジェクトが生成されます。これは、「例外のスロー」と呼ばれます。スローされた例外がキャッチされ、アプリケーションのあるレベルで正しく処理されない限り、その例外は Java プログラムを終了します。
Java API クラスとカスタム作成のクラスは両方とも、例外をスローできます。実際、ユーザは独自の例外クラスを作成でき、それらの例外クラスはカスタム作成されたクラスをスローします。
例外が発生したメソッド本体に例外ハンドラがない場合は、例外ハンドラの検索が呼び出しスタックを継続します。呼び出しスタックの一番上に達し、例外ハンドラが見つからなかった場合は、アプリケーションを実行する Java インタプリタのデフォルトの例外ハンドラが呼び出され、プログラムが終了します。
SQL Anywhere では、SQL 文が Java メソッドを呼び出し、未処理の例外がスローされると、SQL エラーが生成されます。
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