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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - プログラミング » SQL Anywhere データ・アクセス API » SQL Anywhere ODBC API » ODBC アプリケーションの構築

 

ODBC ヘッダ・ファイルのインクルード

ODBC 関数を呼び出す C ソース・ファイルには、プラットフォーム固有の ODBC ヘッダ・ファイルが必要です。各プラットフォーム固有のヘッダ・ファイルは、ODBC のメイン・ヘッダ・ファイル odbc.h を含みます。このヘッダ・ファイルには、ODBC プログラムの作成に必要な関数、データ型、定数定義がすべて含まれています。

♦  C ソース・ファイルに ODBC ヘッダ・ファイルをインクルードするには、次の手順に従います。
  1. ソース・ファイルに、該当するプラットフォーム固有のヘッダ・ファイルを参照するインクルード行を追加します。使用する行は次のとおりです。

    オペレーティング・システム インクルード行
    Windows #include "ntodbc.h"
    UNIX #include "unixodbc.h"
    Windows Mobile #include "ntodbc.h"
  2. ヘッダ・ファイルがあるディレクトリを、コンパイラのインクルード・パスに追加します。

    プラットフォーム固有のヘッダ・ファイルと odbc.h は、どちらも SQL Anywhere インストール・ディレクトリの SDK\Include サブディレクトリにインストールされます。

  3. UNIX 用の ODBC アプリケーションを構築するときは、正しいデータ・アラインメントとサイズを取得するために、32 ビットのアプリケーションの場合はマクロ "UNIX"、64 ビットのアプリケーションの場合は "UNIX64" を定義する必要があることがあります。ただし、次に示すサポートされるコンパイラのいずれかを使用している場合は、マクロの定義は不要です。

    • サポートされるプラットフォームにインストールされている GNU C/C++ コンパイラ
    • Linux 用の Intel C/C++ コンパイラ (icc)
    • Linux または Solaris 用の SunPro C/C++ コンパイラ
    • AIX 用の VisualAge C/C++ コンパイラ
    • HP-UX 用の C/C++ コンパイラ (cc/aCC)