ODBC 関数を呼び出す C ソース・ファイルには、プラットフォーム固有の ODBC ヘッダ・ファイルが必要です。各プラットフォーム固有のヘッダ・ファイルは、ODBC のメイン・ヘッダ・ファイル odbc.h を含みます。このヘッダ・ファイルには、ODBC プログラムの作成に必要な関数、データ型、定数定義がすべて含まれています。
ソース・ファイルに、該当するプラットフォーム固有のヘッダ・ファイルを参照するインクルード行を追加します。使用する行は次のとおりです。
オペレーティング・システム | インクルード行 |
---|---|
Windows | #include "ntodbc.h" |
UNIX | #include "unixodbc.h" |
Windows Mobile | #include "ntodbc.h" |
ヘッダ・ファイルがあるディレクトリを、コンパイラのインクルード・パスに追加します。
プラットフォーム固有のヘッダ・ファイルと odbc.h は、どちらも SQL Anywhere インストール・ディレクトリの SDK\Include サブディレクトリにインストールされます。
UNIX 用の ODBC アプリケーションを構築するときは、正しいデータ・アラインメントとサイズを取得するために、32 ビットのアプリケーションの場合はマクロ "UNIX"、64 ビットのアプリケーションの場合は "UNIX64" を定義する必要があることがあります。ただし、次に示すサポートされるコンパイラのいずれかを使用している場合は、マクロの定義は不要です。
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