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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - プログラミング » SQL Anywhere データ・アクセス API » SQL Anywhere ODBC API » ODBC ハンドル

 

ODBC ハンドルの割り付け

ODBC プログラムに必要なハンドルの型は、次のとおりです。

項目 ハンドルの型
環境 SQLHENV
接続 SQLHDBC
SQLHSTMT
記述子 SQLHDESC
♦  ODBC ハンドルを使用するには、次の手順に従います。
  1. SQLAllocHandle 関数を呼び出します。

    SQLAllocHandle は、次のパラメータを取ります。

    • 割り付ける項目の型を示す識別子

    • 親項目のハンドル

    • 割り付けるハンドルのロケーションへのポインタ

      詳細については、Microsoft の『ODBC Programmer's Reference』の「[external link] SQLAllocHandle」を参照してください。

  2. 後続の関数呼び出しでハンドルを使用します。

  3. SQLFreeHandle を使用してオブジェクトを解放します。

    SQLFreeHandle は、次のパラメータを取ります。

    • 解放する項目の型を示す識別子

    • 解放する項目のハンドル

      詳細については、Microsoft の『ODBC Programmer's Reference』の「[external link] SQLFreeHandle」を参照してください。

次のコード・フラグメントは、環境ハンドルを割り付け、解放します。

SQLHENV env;
SQLRETURN retcode;
retcode = SQLAllocHandle( 
      SQL_HANDLE_ENV, 
      SQL_NULL_HANDLE, 
      &env ); 
if( retcode == SQL_SUCCESS 
    || retcode == SQL_SUCCESS_WITH_INFO ) {
  // success: application Code here
}
SQLFreeHandle( SQL_HANDLE_ENV, env );

リターン・コードとエラー処理の詳細については、エラー処理を参照してください。